アサラトの楽しみ方が分かった。ループループ。ひたすらループ。
要はフリップフロップもループなんだ。最小単位のループ。ディレイドもループ。
アサラトは、少なくともオレにとっては、「魅せる楽器」じゃなくて、、いや、楽器でさえもなくて、「飛ぶ道具」。自分が気持ちよくなるためのツール。

会社の契約保養所がたまたま空いてて、GWの真っ最中にもかかわらず、週末の部屋の予約がとれて、海っぺりの宿に一泊したんだけどね。ベランダで酒飲みながら、波音を聞きながら、潮の香りを嗅ぎながら、カチーンコチーンとアサラトを振ってたんだけど、もうね、ヤバいね。出る出る。脳みそから変な汁がたくさん出てきましたよ。気持ちいいったらありゃしない。あれこれ考えちゃいけないね。気に入ったパターンにカチッとはまったら、100回でも1000回でもそのパターンをループさせるべし。腕の振りだけは機械になったつもりで正確に刻みつつ、意識だけを飛ばす。時にはアサラトの実になった気分でシェイク音の三拍子に身を委ね、時には上空からアサラトの軌跡を俯瞰してディレイドの右と左のクリック音が出会う瞬間を祝福する。

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